転職体験談

仕事毎日定時で残業ないのに疲れる原因はやりがいのなさと通勤だった【事務作業は毎日がルーティンワーク】

仕事毎日定時で残業ないのに疲れる原因はやりがいのなさと通勤だった

仕事が終わって家に帰ると、ドッと疲れが押し寄せてくる。

毎日定時で上がれているし、残業もほぼないのに、平日は毎日疲労感でいっぱい

社会に出て仕事をするってこういうもんなのかなぁ…

一年前の私はこんなことを思ってました。

この記事を書いた人

A.K(25歳)

元・一般事務
東京都在住
現在はWEBマーケティング会社でリモートワーク

仕事が終わるとぐったりして動けない

仕事が終わるとぐったりして動けない
仕事を終えて家に着くと、カバンを投げ捨てソファーにダイブ!

ご飯を作るのも面倒で、帰り道の途中にあるスーパーで、安くなっている惣菜やお弁当を買い、特に見たい番組があるわけでもないのに、テレビをつけながら黙々と晩ごはんを食べてました。

仕事ってこんなにぐったりするもんなんだなぁ

  • 社会人って大変なんだ
  • 学生時代がいかに楽だったか

ということを仕事をするようになって痛感しました。

帰宅後は寝るだけ【寝落ちしまくり】

帰宅後は寝るだけ【寝落ちしまくり】
家に帰ってご飯を食べたあとは、もはや何もやる気が起きません

テレビを見たり本を読んだりしながら、そのまま何度も寝落ちしました。

仕事が終わって帰宅して、あとは寝るだけの生活って何が楽しいんだろう…。

言いようのない恐怖みたいなものが、自分にまとわりついているような感覚を覚えました。

眠いしだるいし疲れてるし何もしたくない

眠いしだるいし疲れてるし何もしたくない
自由に使える時間は、土日と平日の仕事終わりしかないのに、貴重な平日の夜を有効活用できていないのがすごく、すっっっごく嫌でした

それなのに身体は疲れているため、

  • 眠い
  • だるい
  • 疲れてる
  • 何もしたくない

という、ザ・無気力状態

仕事は定時上がりで残業ないから多分ホワイト企業

仕事は定時上がりで残業ないから多分ホワイト企業
とはいえ勤務先はバリバリ終電まで残業するような会社ではなく、ほぼ定時に上がれるような世間的にはホワイトな会社だったと思います。

社員にも「うちの会社超ブラックだよね~」と言ってる人は、私が記憶している限り、いなかったはず。

帰ってすぐ寝るだけの生活ってどうなんだろう

帰ってすぐ寝るだけの生活ってどうなんだろう
ホワイトな会社なのに、家に着くとご飯を食べてあとは寝るだけの生活に、徐々に違和感を感じ始めました。

これが社会人というものなんだ
みんなこうやって頑張って生きてるんだ

何度も自分に言い聞かせましたが、無理矢理納得させるにはもう限界がきてました

定時で残業ないのに疲れる原因

そもそもどうしてこんなに疲労感があるんだろう。

私は学生時代(高校まで)陸上部に所属していたので、体力にはそれなりに自信がありました。

長距離を走るのもまぁまぁ得意ですし、帰宅部の人たちに比べたら何倍も体力はあるはずです。

なのにこの仕事終わりの疲労具合は、いったい何が原因なんだろう…?

私は以下の2つが、疲れの主な原因になっているんだという予想をしました。

  • 通勤時間が往復2時間以上ある
  • 仕事にやりがいを感じていない

通勤時間が往復2時間以上ある

通勤時間が往復2時間以上ある
東京に住んでると電車通勤が必須なので、あまり深く考えていなかったのですが、私の場合は家を出て会社に着くまでに、片道1時間ちょっとかかっていました

往復2時間以上です。最寄り駅までは徒歩15分くらいでした。

そして電車に乗るタイミングは、ちょうど通勤ラッシュの時間帯に重なっていたので、地獄の満員電車

寝起きに乗る朝の電車で『すし詰め状態』にされ、仕事が終わって疲れた体に追い打ちをかけるように、帰りの電車でまたもやギュウギュウに圧迫される毎日。

だんだん感覚が麻痺してしまっていましたが、この通勤時間が私の体力を奪っていたことに気付きました。

この問題を解決する方法は2つ考えられました。

  • 会社から徒歩圏内の物件に引っ越す
  • リモートワークで業務をおこなう

しかし、これはどちらも現実的に不可能でした。

会社から徒歩圏内の物件に引っ越すのは無理

会社から徒歩圏内の物件に引っ越すのは無理
会社は新宿にあったので、近くに住むとなると家賃は10万円を軽く超えます。

もちろん安い物件はありますが、治安面希望する部屋の間取りなどを考えると、10万円以下の場所を見つけることができませんでした。

給料をたくさんもらっていたら話は別ですが、安月給なので家賃に出せる金額は、私の場合7万円が限界でした。

会社はリモートワークに対応する予定なし

会社がリモートワークに対応していれば、無駄な通勤から解放されるのですが、経営陣にその気がなかったので、このご時世でも全員フル出社でした。

社員に交通費払わずに済むんだから、リモートワークにしてくれればいいのに…」と、そんなことを考えていました。

仕事にやりがいを感じていない

仕事にやりがいを感じていない

入社してからずっと、仕事に対してやりがいを感じる瞬間はありませんでした

新人の頃は毎日覚えなければならないことがいっぱいで、多少刺激はありましたが、慣れてくると毎日同じことの繰り返しです。

ルーティンワークは頭をそれほど使うわけではないはずなのに、疲れはまったく取れず、ただただ疲労が蓄積していく一方でした。

入社2年目にして転職活動を開始

入社2年目にして転職活動を開始

仕事にやりがいを感じることもできず、リモートワークへ移行する気配を感じられない会社に、これ以上自分がいる意味はないと、入社2年目で気付くことができました。

転職をしようと決めたものの、具体的にどういった仕事をしてみたいかは、そのときはまだ決まっていませんでした。

ただ、

  • リモートワーク可能
  • ルーティンワークではない仕事

この2つだけは絶対に条件に入れようと決めてました

未経験可の会社を片っ端から受けてみた

未経験可の会社を片っ端から受けてみた

事務作業しかしてこなかった私は、特に資格を持っているわけではないので、未経験者でも入れる会社を探しました。

利用した転職サイトは、以下の3つです。

利用した転職サービス(無料)

特にマイナビジョブ20'sは、第二新卒の人向けのサービスなので、未経験でも受け入れてくれる求人の数がとても多かったです。

転職サービスは探せばいくらでも出てきますが、マイナーなものや求人数が少ないものもけっこうあるので、やはり知名度と評判が良い上記のようなサービスを使うのが一番安心です。

ひどいものだとお金を取ろうとする悪質なものもあるようですが、基本的に転職サイトを利用する人(=転職を考えている人)にお金がかかることはありません。

くれぐれも騙されないようにしてください。

転職活動1ヶ月で無事内定をもらえた

転職活動1ヶ月で無事内定をもらえた

上記で書いた3つの転職サービスを利用したおかげで、無事に内定をもらうことができました

休みの日に求人を探したり、仕事終わりにリモートで面接をしたりもしましたが、かかった時間は全部で1ヶ月ほどでした。

もちろん希望通り『リモートワーク』で『ルーティンワークではない仕事』です。

具体的な社名は言えませんが、WEBマーケティング関連の会社で、従業員は100名に届くか届かないかくらいの規模のところです。

WEBマーケティングの知識はまったくありませんでしたが、面接官と話が弾んだのもあり、「この会社で働いてみたい!!」という思いを存分に伝えることができたのが、採用してもらえた理由かもしれません(笑)

リモートワークのおかげで疲れる度合いが激減した

リモートワークのおかげで疲れる度合いが激減した

転職してもうすぐ半年が経ちますが、毎日の日課だった『通勤』がなくなった効果は凄まじいです。

今の会社は勤務時間が10:00-19:00ですが、朝は9:30に起きても間に合いますし、19:00ちょっと過ぎには退勤し、そのまま家でプライベートタイムへ即切り替えできます。

駅まで歩く必要も、満員電車で人と人の間にサンドウィッチ状態になることもありません。

雨の日だって在宅勤務なら濡れる必要もないので、傘もいりません。

なにこの環境…最強すぎるんですけど…

睡眠時間が増え、満員電車のストレスから解放されることで、疲労具合はここまで変わってくるのかと、想像以上の効果でした。

一度この快適さを味わってしまうと、もうリモートワークから抜け出せなくなりそうです。

やりがいも感じることができた

WEBマーケティングは奥が深く、自分で考えた仮説を検証することが多いのですが、これが面白い。

まだまだ知らないことだらけですが、機械的な作業しかしていなかった前職に比べたら、じゅうぶんやりがいを感じることができています。

いつまでも新人気分ではいられないので、毎日覚えることはたくさんありますが、自分自身の成長が実感できる環境は、私にはすごく合っていたようです

まとめ:仕事は通勤なしでもできる【やりがいは人それぞれ】

仕事が定時で終わるような残業のないホワイトな会社でも、私は毎日疲れていました

きっと同じような人はたくさんいると思います。

私の場合、疲れの原因が

  • 通勤
  • 仕事のやりがい

この2つでした。

どちらも改善するためには転職をするしかなく、前の仕事は辞めざるを得ませんでした。

一度入社した会社を辞めるのはすごく勇気が必要でしたが、辞めたほうが自分にとってプラスになるケースは、実はすごく多いのではないでしょうか

少なくとも私は辞めてよかった。

あのまま前の会社で働き続けていたら、どこかでメンタルが崩壊していたかもしれないです。

環境って本当に大事なんだということが、職を変えたことで実感することができました。

また、転職サイトを眺めていると、学生時代の就職活動とはまた違った視点で企業を見ることができました

今の職に満足していない人・なにかしら不満を抱えている人は、気分展開がてら、どんな求人があるのか見てみるのもおすすめです。

私が利用した転職サービス(無料)

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A.K(25歳)

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