転職体験談

仕事ができない上司と働くのがストレスで会社を辞めました

仕事ができない上司がいることがストレスで会社を辞めました

私は2ヶ月前まで樹脂製品の法人営業職をしていましたが、会社に対しての不満が爆発したため、転職をしました。

仕事ができない上司に当たってしまうと、なにをやってもうまくいかないことが分かりました。

私と同じようなストレスを抱えて働いている人は、担当部署を変えるか、無理なら働く場所自体を変えることを検討してみるのが良いと思います。

この記事では、私が会社に対して抱えていた不満と、転職するまでの経緯について書いていきたいと思います。

この記事を書いた人

K.A(24歳)

営業職
千葉在住

雇用契約書がないまま働かされていた

まず私の会社に対する一つ目の不満は、労働法律が守られていなかった点です。

入社するときに雇用契約書がなく、自分の給料がいくらで、どのような条件で雇われているのか分からないまま入社しました。

雇用契約書をください」と言っても、「そんなものは知らない」と拒否されました。

タイムカードすらない

また、タイムカードもなく、勤怠管理すらされていません。

そのため、自分が働いた証拠が何もない、という恐怖のまま働いていました。

タイムカードがないため、社員はみんな夜23時ごろまでサービス残業をしています。

勤怠管理がされていないので、もちろん有給休暇なんてものもありませんでした。

営業の仕事がしたくて入ったのに全然違う仕事内容だった

二つ目の不満は、仕事内容が異なっている点です。

私は営業の仕事がやりたかったので、就職活動では営業職の仕事を中心に探しました。

そして縁あってこの会社に入社しました。

しかし、実際に入社してからやらされた仕事は営業ではなく、どちらかと言うと土木作業に近い内容でした。

誰がどう見ても「営業職ではない」と断言できます。

毎日2メートルもある樹脂の板を運ぶように指示され、上司からは「これが営業職だ」と言われました。

そんなはずない…。

ただただ重い板を運ぶこだけで、営業活動と呼べるものはいっさいしませんでした。

毎日泣いた

巨大な樹脂の板は、素人が簡単に運べるようなサイズではないので、毎日板を落としてしまっていました。

そのたびに怒られ、背中と腰を痛めて湿布を貼る日々が続きました。

社員の中には、何度もぎっくり腰になっている人もいました。

私は営業の仕事がやりたかったのに…」と、毎日泣いていました。

コ〇ナ対策が何もされていない

三つ目の不満は、コ〇ナ対策が何もされていない点です。

会社には社員同士のあいだに設置するアクリル板はありませんでした。

私以外の社員は、手洗いもうがいもせず、マスクすらしない人がほとんど。

マスクを付けてるかと思えば、顎マスクだったり…。

そんな環境ですから、もちろん除菌スプレーすらありません。

私は毎日机を除菌で拭いていましたが、拭いているとこを見た上司から「お前は細かすぎる」と文句を言われたこともありました。

(なんて意識が低い上司なんだ…こういうやつに限って自分がコ〇ナになったら大騒ぎするんだよな)

社員の意識も低いし会社としてやるべきことをやっていない

社員は誰もコ〇ナに気を付けている人はいないので、週末も積極的に人ごみに出かけていました。

また、緊急事態宣言が出ているにも関わらず、他県の感染者の多い地域に、積極的に出かけるようにという指示すらありました。

…馬鹿なのか?頭悪すぎてもう何も言えない…

私は不要不急の県外への移動はしたくないため、「せめて感染症対策をしてほしい」と上司に頼みましたが、「行けと言ったら行くんだ!」と言われてしまい、頭にきた私は上司ともめました。

上司の言い分は、「どの会社も対策などしていないはずだ」とのこと。

いろいろと気にしすぎだ」とも言われました。

もうあきれてしまいました。

この会社で働いている上司に何を言っても無駄なんだ。

そもそも会社は社員の健康を守る安全配慮義務があるはずなので、これって法律違反に当たるのではないでしょうか。

会社で毎月1000円の募金制度があった

四つ目の不満は、謎の募金についてです。

私がいた営業所だけのようですが、毎月1000円ずつ、会社に対して募金をする必要がありました。しかも強制で。

よくある互助会費でもないらしく、集めている理由は教えてくれませんでした。

その毎月の募金を使っているのは所長のようなのですが、何に使っているか分からないものにお金を払うのはとても嫌でした。

ただでさえ給料は安いので(10代の新卒の初任給レベル)、1000円とはいえ毎月取られるのは痛い出費でした。

昼食を奢れと言ってくる先輩社員がひどすぎる

五つ目の不満は、昼食を奢れと言ってくる先輩です。

私がいた会社は給料が安く、昇給も年にたったの500円でした。

生活が苦しいのか知りませんが、ある先輩は毎回昼食を奢るように、私に言ってきました。

私が嫌だというと、「じゃあ代わりにアイスを奢れ」と言ってきました。

…え?もしかしてリアルジャイアン…??

先輩もお金が苦しいのは分かりますが、後輩である私に奢れというのはさすがに酷いですよね。

先輩社員はハラスメントし放題だった

その先輩はハラスメントが酷く、

  • セクハラ
  • パワハラ

だけでなく、結婚ハラスメントもひどかったです。

よく私に対して「女は20代のうちに結婚して子供を産まないと、相当欠陥品の女だぞ」と罵声を浴びせてきました。

かれこれ20回以上は言われた気がします。

ボイスレコーダーに録音しておけばよかった…。

仕事ができない上司がいることがストレス

六つ目の不満は、仕事ができない上司についてです。

私の上司はなにをやってもダメな人でした。

例えばスケジュール管理。

納期の数日前に商品が届くように普通はスケジュールを調整するものですが、上司は納期当日にいつも商品が届くように設定するので、当日になって入荷を待ってから客先に届けるよう、焦りながら私に言ってきます。

いつまでたっても納期より前に届くように納期を調整できない上司に、毎回振り回されていました。

どうして過去の失敗から学ぼうとしないのか、不思議でしょうがありません。

指示される内容も抽象的だったので、私が毎回
これってつまりこういうことですよね?
この場合はこういうことになりますけど大丈夫ですか?
と細かく確認をしなければなりませんでした。

年齢が上なだけで上司になられてしまっては、こっちがいい迷惑です。

部下からの信頼ゼロなので、飲み会でいつも馬鹿にされていました。

可哀相だけど、残念ながら同情はできません。

不満が多すぎて、もう転職するしかなかった

上司は使えないわ、仕事内容は応募時と違うわ、社員が全体的に終わってるわで、もう私に残された道は、会社を辞めて転職すること以外ありませんでした。

仕事は6割程度の力でやりつつ、業務中にこっそり転職活動を始めました。

今度こそ営業の仕事がしたいけど、次は絶対に失敗したくなかったので、転職エージェントを利用しました。

転職エージェントは無料で利用できるサービスにも関わらず、一人ひとりに専任の担当者がついてくれます。

私は営業職の求人が多そうなdodaを利用しました。

  • 待遇面
  • 実際に働いている社員のリアルな口コミ

などをエージェントに聞きつつ、「これは良さそうだ」という会社を選んで、面接のセッティングなどをしてもらいました。

特にこれと言ったスキルは持っていませんでしたが、やる気を猛烈にアピールした結果、1ヶ月のあいだに2社から内定をもらうことができました。

悩んだ末、年収は下がるけど仕事内容が面白そうなほうを選びました。

やりたかった営業ができて幸せ

前の会社の上司に辞めることを伝えると、一言目が「どうして急に辞めるなんて言い出すんだ」でした。

そういうとこが嫌なんです」と言ってやりたかったのですが、グッとこらえて我慢しました(笑)

前の会社には特に恩も感じていないので、引継ぎ資料も作らずに最短で退職しました。

上司や先輩のLINEは退職した日にブロックしました(笑)

転職した会社では、念願の営業ができて、すごく幸せです。

もちろん楽ではなく、今のところ大変なことばかりですが、やりがいがあるので楽しくてしょうがないです。

会社によって働いてる実感ってここまで違うんだな、ということに驚いています。

週5日も働くなら、嫌々やる仕事ではなく、楽しくできる仕事のほうが間違いなく幸福度は高いなと感じました。

この記事を書いた人

K.A(24歳)

営業職
千葉在住

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