「仕事辞めたいんだけどな~」
「でも転職活動するのもめんどくさいから、とりあえず今の会社でもうちょっと頑張るかぁ~」
これが1年前までの僕でした。
新卒で入社した会社に10年もいると、『辞めたい気持ちはあるんだけど、めんどくさくて行動に移すことができない』という状態になる人は多いと思います。
(まさに僕がそうだったので)
ですが、
- たいして給料も高くなく、将来的にガツンと上がるわけでもない
- 毎日同じような仕事をしているため、これといって新しいスキルが身に付くわけでもない
- 将来自分がリストラされない保証なんて、どこにもない
これらのことを冷静に考えたとき、不安というか得体の知れない恐怖を感じました。
今はまだ30代前半ですが、もしも40代50代になったときに突然会社をクビになったら…
…怖すぎますよね。
これまで『めんどくさい』という理由で後回しにしていた転職活動に、本気で取り組みました。
30代の今のうちに頑張れば、少しは将来楽をすることができる。僕はそう信じています。
元・印刷会社勤務
東京都在住
以前から辞めたいと思っていた
正直な話、新卒で入社した1年後くらいから辞めたいと思っていました。
理由は『つまらない』、これにつきます。
つまらない理由はルーティンワーク
仕事がつまらないと感じた一番の理由は、作業がルーティンワークだからです。
僕が働いてたのは某大手印刷会社の工場です。
工場でやることは、毎日毎日同じことの繰り返しでした。
流れてくる印刷物が各工程でまとめられて、最終的に一つの冊子になります。
やったことあります?
めちゃめちゃ飽きます。
日々初めて来る派遣さん・バイトさんがいるくらい、誰にでもできる仕事です。
この仕事何十年も続けていくの無理ぃぃぃぃ。
基本的に立ちっぱなしで作業をするので、腰も痛くなります。
休憩も決められた時間しか取れないので、つらい。つらすぎる!!!!
入社2年目あたりからは、「あ~仕事辞めてぇなぁ~」が口癖になってしまっていました。
転職活動がめんどくさかった理由
仕事を辞めたいと思いながらも、10年同じ会社にいて転職活動をしなかったのは、単純にめんどくさかったからです。
転職活動の何がめんどくさいと思っていたのかというと、主に以下の3つです。
- 転職先を見つける(探す)こと
- 上司に退職の意思を伝えること
- 引継ぎをすること
転職先を探し、上司に辞めることを報告し、引継ぎをする。
はぁ~メンドクセー~!!
でも、30代中盤に差しかかってきた今、めんどくさいけどここを乗り越えないと、きっと将来後悔する。
自分にそう言い聞かせ、転職活動を始めることにしました。
転職活動を始めたらモチベーションが上がった
あんなにめんどくさいと思っていた転職活動は、いざ始めてみると意外とめんどくさくありませんでした。
というのも僕はこれまで転職サイトにすら登録していなかったので、どんな会社が求人を出しているか知りませんでした。
無知とは恐ろしいもので、転職サイトにはけっこう面白そうな求人を募集している会社がわりと沢山ありました。
「え、この内容でこんなに給料もらえるの?」
とか、
「うぉ~こんな仕事あるなんて知らなかった!!」
みたいに、いままで自分が見てきた世界がすべてではなかったと、思い知らされました。
転職サイトは探せばたくさん見つかりますし、どれも無料で利用できますが、求人が少ないところに登録しても意味がないので、使うなら大手で有名なものを使ったほうがいいと思います。
例えば、
などですね。
僕はdodaを使ってましたが、年収診断などもできますし、掲載されている求人数も多く、使いやすかったです。
めんどくさいのを頑張って克服してよかった
転職活動を本気でやりだしてからは、『仕事を辞める』ということが現実味を帯びてきました。
30代での転職は正直不安もありました。
就職先が見つからなかったらどうしよう…。正直怖かったです。
ですが、2ヶ月ほどかかったものの、なんとか無事に内定をもらうことができました。
上司に退職することを伝えた
内定をもらったからには、会社に退職届を出さなくてはいけないので、まずは上司に相談をしました。
まさか僕が辞めるとは思っていなかったようで、めちゃめちゃ驚いていましたが、それほど揉めることなく、「引継ぎだけはよろしく頼むね」とお願いされました。
転職した人のSNSなどを見ると、「全然円満退社できなかったわ」みたいなコメントが多かったので心配していましたが、僕の場合は円満退社することができました。
めんどくさいのを頑張って克服し、転職することができて本当によかったです。
元・印刷会社勤務
東京都在住